2014.01.16
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点検のお話。
車両のお話が続いてしまったので今回は点検のお話を少々。
皆様がお乗りのオートバイは12ヶ月毎の法令点検が義務付けられているのはご存知ですよね?
新車時メーカー保証に影響する6か月毎点検に比べて項目も多く時間をかけてじっくり点検します。
今回はその1部を画像つきでご紹介します。
まずはお預かりさせて頂いた皆様の愛車にキズがつかない様に専用カバーできっちりお守りします。
全てはここからスタートです。
点検と同時にオイル交換をする場合はオイルを抜きます。
エンジン下のドレンボルトを緩め・・・
真っ黒になってしまった廃油を処理し・・・
規定トルクでドレンボルトを締め付け・・・
新しいエンジンオイルを注入。
同じ手順でミッションオイル・プライマリーオイルも交換です。
もちろんオイルフィルターも一緒に交換しましょう♪
12ヶ月毎点検ではブレーキキャリパーも外して清掃します。
パッドを外して露わになったキャリパーピストン。
さすがに通常の洗車ではここまではお掃除できないですもんね。
ピストンをブラッシングしブレーキダストを綺麗に落とします。
その後シリコングリスにてグリスアップしてから組み付けます。
先程外したパッドはというと・・・
残量をチェックし、まだ使用可能であれば面取りをした後組み付けます。
もちろん残量がなければ即交換です。ブレーキは命を守る大事な部分ですものね・・・。
エアクリーナーも取り外し清掃です。
これもあまりにも汚れている様ならば新品と交換です。
メカニックの商売道具でもある工具達。
これらを駆使しあらゆる部分を点検・増し締めしていきます。
一通り終わりましたら走行チェックをし最後に洗車をして完了です。
・・・スペースの関係で抜粋してのご紹介となりましたが この他にも各所グリスアップ&注油やバッテリーチェック等を行い 安全・快適にお乗りいただける様に仕上げます。
意外に日常の洗車で車両の状態を把握できたりするものです。
日頃のお手入れと定期的に点検を行い 末永く楽しいハーレーライフを送りましょう♪