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 2025.07.01

BIKE

ユーメディア横浜新山下


【惜別】ファイナルとなったBENELLI「インペリアーレ400」


鼓動と共に走る、クラシックの真髄...
時代が進む中で、少しずつ姿を消していく“味のあるバイク”。そのひとつが、BENELLI「インペリアーレ400」です。
2025年、惜しまれつつファイナルモデルとしてラインナップから姿を消すこととなります。

今回は、インペリアーレ400の性能や実際に乗った体感、そして最後に送りたい思いを綴ります。

■クラシックの美しさを纏ったボディ
インペリアーレ400の魅力は、まず何よりそのデザイン。
スチールタンクにクロームのアクセント、シンプルで武骨な車体ラインは、まさに“クラシックバイクの王道”を感じさせます。

「最新」や「多機能」とは真逆の、あえて“引き算”されたバイク。乗るたびに、「バイクに乗る意味」を再確認させてくれる存在でした。


■鼓動が伝わる空冷単気筒エンジン
搭載されるのは、空冷374ccの単気筒エンジン。
スペックとしては21PS/29Nmと決してパワフルとは言えませんが、低速域からしっかりとトルクが出ていて、街乗りやツーリングでは十分に楽しめます。

特筆すべきは、その「鼓動感」。
スロットルを開けるたび、ドッドッドッと体に伝わる振動。あえて“機械っぽさ”が残る荒々しさが、逆に心地良い。国産の滑らかさとはまた違う、エモーショナルなフィーリングが魅力でした。


■ゆったり流す楽しさ──走りの体感
足つきは良好で、アップライトなポジションも相まって、誰でもリラックスして乗れるのがインペリアーレの美点。
車重は200kgオーバーと少々重めですが、ゆっくり走ることが心地良いバイクなので気になりません。

高速道路よりも、下道や海沿いの道、のんびりとした田舎道がよく似合う。
「速く走る」ではなく「心地よく走る」。それこそがインペリアーレの真骨頂です。


■最後に:このバイクと出会えてよかった
今の時代、400ccクラスで“空冷・単気筒・クラシックスタイル”という選択肢は非常に貴重。
そんな中で、インペリアーレ400はまさに“知る人ぞ知る1台”でした。

当店にはラスト1台の新車シルバーが7月4日に入荷します!

最後のチャンスを逃さずにオーナーになった方は、本当に幸運だと思います。
このバイクには、スペックや数値では語れない「情感」が詰まっていました。

ありがとう、インペリアーレ400。

当店のインペリアーレ400中古車もご覧いただけます!下記HPが在庫状況です。
https://u-media.ne.jp/bike/?makercd=25&page=1

過去投稿した動画もご覧ください!
https://www.youtube.com/watch?v=lRwvz-ocBKk

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